タクシードライバーのコロナ禍インタビュー

NHKでたまたま見た番組。休憩中のタクシードライバーのインタビュー。さぞや不景気で大変と思いきや、前向きな人が多いのに驚いた。不景気でも成績のいい人はいいからと先輩のやり方を真似してデータノートを作る人。この時期の転職を失敗と思わず、やっといやな人間関係から抜け出せたので、サラリーマン時代の経験を生かして、仕事のやり方を構築する人。コロナの時期にいかに車内を快適にするか工夫してる人。新卒女子で観光タクシーの夢をすっごく明るく語る人。その想いに涙出た。

もちろん、収入が減って転職を考えているという人もいた。前向きな意見を多めに放送したのだと思うが、端からみんな大変と思うのとは違うものだ。私も、はやく普通に舞台ができるようになればいいわねと言われて面食らうことがある。どんどん新たなビジネスが生まれていて、以前通りがいいとは必ずしも思ってないから、そういわれてびっくりするのだ。人生の中でも何度かっていうエネルギーの中にいる。これはタクシーの人も同じだと思うが、金銭的に上昇しているかどうかは現段階ではさっぱりわからない。ただ、変化してよりよくしていこうと思っているというだけ。視点を変えればチャンスなのだ。

芝居はまだリモート、配信という選択肢があるけど、タクシーにはない。それでもこれだけ生き生き働いている人がいるのに勇気をもらった。俳優も視野を広げていろいろチャレンジしたらいい。人生をあきらめないで。

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