ワクチン後の不調経緯

二回目のワクチン後、マッサージを受けたのをきっかけに、動悸が二ヶ月毎日続き、他にも心臓の不調が出てきたので検査を受けました。不調に至る経緯やその後の経過を記します。

ワクチンは受けたくない気持ちがとても強かったのですが、撮影やオーディションのたびにきかれるので、観念して受けることを決断しました。俳優をやめることは選びたくなかったからです。2021年9月と10月。ファイザー。一回目、二回目、ともに打った直後に心臓がバクンとなり副反応は一回目は頭痛と微熱が一週間。その間、鎮痛剤は7回位飲んだと思います。二回目は打った後意識がもうろうとしたらしく、係の人に声をかけられ、自分でも体調がおかしいことに気づきました。翌日までふらつき、壁を伝って歩く必要がありました。オーディションに呼ばれていましたが諦めました。意識がもうろうとしているのは翌日で終わり、3日目から熱が出ました。事前に鎮痛剤を飲んでいて微熱。あわせて1週間でした。

私は時々体のメンテナンスでマッサージを受けます。場所はまちまちです。皆さんがワクチンを受け始めた頃、マッサージを受けに行くと、ワクチンを受けたか?とおそるおそるきかれることが何回かあり、何かおきているのかな?と感じていたので、気をつけようと思っていました。2回目から2週間経って、もう大丈夫だろうとマッサージを受けている時に、急に動悸が激しくなりました。動悸は初めてのことだったのでビックリしましたが、一時的なことだと思ったので、何も言わずに帰ってきました。ベッドに暖房が入っていたことも良くなかったような気がします。

それから、毎晩寝る前に動悸が起きるようになりました。かかりつけ医に相談しましたが、様子をみましょうと言われました。二か月毎日続き、暖房が強いとき、急に激しい動きをした時心臓がキューっと締め付けられるような症状が2回ほどおき、もう一度相談したところ、大きな病院で検査を受けることになりました。年が明けたころには、動悸の回数は二日に一度位に減ってきていました。1月に負荷心電図、血圧脈波を受け、問題なく。舞台公演が目前だったので、2月公演が終わってから、CTと超音波、ホルター心電図をしました。ただ、そのころにはもう4か月以上経っていて、動悸は週一回程度に減少していましたので、特に目立った結果はありませんでした。

ワクチンはどの医者も、薬剤師も説明するとなかったことのようにスルーするのが不思議でした。認めると誰かに怒られるのか、大変な書類を書くことになるのか、どのみち関連が証明できないからか、訴訟になると困るからなのか、もやもやが残りましたが、深入りせず追求しませんでした。なので、この件がワクチンのせいかどうかははっきりしていません。

もともとコレステロールが高めで飲んでいた薬を倍にするという結論になりました。ただ、薬を倍にしてから、おさまっていた動悸がまた毎日になりました。もう何が正解なのかよくわかりませんが、次回の来院で再度相談しようと思っています。

2月までは怖くて運動したくなく、休んでいましたが、3月になり、動悸が週一回以下に減ってからはハイキングでたくさん歩き、熊野古道まで行っちゃったくらいなので、なんとかなってきましたし、舞台や撮影も支障なくできているので、あとは様子見ながら、症状がなくなっていくといいなと思っています。ちなみに両親、妹は特に不調は起きていません。家族では私一人です。3回目は心臓が持たない気がするので見合わせようと思っています。

夕方のニュースで、未成年男子に心疾患がでている結構な割合が発表されたのに、その後、どのニュースでも情報番組でもやらないし、亡くなっている方も最初のころ以外、まったく報道に出なくなったので、私も不調について書くことを躊躇していました。でも、その後不調がおきている人の話を聞くことも時々あるので、ちゃんと記録に残しておこうと思いました。何かのお役に立てば幸いです。

“ワクチン後の不調経緯” への5件の返信

  1. なるほど。
    それは慎重にならざるを得ませんね。そのためのウォーキングなのですね。歩くことは何かにつけ基本かな、と思うので良いことだと思います。熊野古道はまた極端な、とは思いますが、そこはらいしいと言えばらしいのかな。笑笑

    とにかく元気で健康にいきましょう!

    1. 熊野はね前から行きたかったから、ハイキングというより旅に出た感じ。日常生活には支障ないんだけどね、ちょい怖いんで、少しづつ体力向上。

  2. ひゃー、初めて聞きました。周りでは、何もない人ばかりだったので。これでは、三回目を躊躇しますね。

    1. アーチスト仲間は割と敏感な人が多くて受けなかった人が結構います。私もほとぼりが覚めるまで待てばよかったです。実は私もとか、私の友達もと打ち明けられることが多くて、でも症状はまちまちですね。

  3. 9月には、シェイクスピアの『オセロー』を現代風に、ジェンダー学的な視点で読み替えた尖った演出の舞台、そして変わって、ペーソスとユーモアに彩られた下北沢のお芝居に祖母・梅子役で出演、さらに今週末の日曜日にはフラメンコへの挑戦。一旦スイッチが入ると突き進んで行くのは、いかにも吉田昌美さんらしいです。ワクチン後遺症と伺って気を揉んでいましたが、努力と精進に徹する吉田さんの姿を拝見できて、こちらの方が勇気付けられました。どうか、ご自愛しながら、詩音花プロデュース作品群で、今年の掉尾を見事に飾られんことを。

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